リノベーションとは?

2017.09.28

 リノベーションとは中古住宅に対して、機能・価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修を行うこと。例えば、ライフラインやライフスタイルに合わせて間取りや内外装を刷新することで、快適な暮らしを実現する現代的な住まいに再生していきます。
新築住宅に比べ、価格が低く、購入後の価格下落も穏やかなのが中古住宅の特徴。リノベーション費用をかけても新築に比べリーズナブルに住まいを取得できるだけでなく、資産価値の目減りが少ないといえます。

リノベーション住宅は戸建て住宅のリノベーション物件と、マンションなど集合住宅のリノベーション物件に多きく分けられます。さらに、自分で中古住宅を購入してからリノベーションを行う場合と、あらかじめリノベーション工事が済んだ物件を購入する場合とがあります。
特に自分で中古住宅を購入してからリノベーションを行う場合、以下の様なメリットが挙げられます。
• 自分の住み方に合わせて、自由に内装を設計できる
• 都心部など人気が集中するエリアでも、中古物件なら残っている可能性が高い
• 資産価値の面で見ると、購入時よりも物件の価値を上げることができる
逆にデメリットとしては
• 住むまでに時間を要する
• 耐震性能などの検査が必要な場合がある(戸建住宅の場合)
• 一般の住宅ローンでは、借入額に制限がかかる場合がある
などが挙げられます。
また、通常自分でリノベーションをする際には、リフォーム会社や設計事務所、不動産会社、金融機関など複数の会社に依頼する必要があり負担が大きく、手配するだけで驚くほどの労力を費やし、現実的とは言い難いところでもあります。
リノベーションという概念が浸透してきた近年では、ワンストップでリノベーションのサービスを提供するサービスも増えています。ワンストップとは、ひとつの場所でさまざまなサービスが受けられるということを指し、リノベーションのワンストップサービスにおいては、リノベーション施工会社、不動産会社、金融機関などの窓口をひとつに統一することができ、負担を軽減することができるといったメリットがあります。さらに、物件購入とリノベーション代金、諸経費などを含めたローンの適応などが行える場合もあります。

リノベーションとリフォームは混同されやすい言葉です。どちらも住宅に手を加える点では同じだが、厳密にはその目的の部分で次のような違いがある。
リフォームは「老朽化した建物を建築当初の性能に戻すこと」を指し、元に戻すための修復の意味合いが強く、古くなったキッチンを新しいものに変えることや、汚れた壁紙を張り替えるなどの小規模な工事は「リフォーム」に分類されます。
一方リノベーションは、修復だけでなく「用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりする」行為も含むため、より良く作り替えるという目的が含まれています。工事の規模も、配管類の取り換えや水回りの刷新、間取りの変更を伴うような大規模なものを指すことが多く、専有部分については新築に近い状態にできることが大きく違います。

 駅近の場所など、現在では新築するにもそれに見合った土地の確保が難しく、どうしても立地的に妥協をすることが多いのが現状です。将来的な資産価値。なによりも妥協しない立地での生活。理想のライフスタイルを叶えるためにもリノベーションという発想、価値には高い魅力を感じますね。

 リノベ情報館では、リノベーション済みの物件をメインで紹介しておりますが、ワンストップサービスリノベーションの先駆者である リノベる。 と提携し、中古物件探しからリノベーション施工、資金計画、銀行ローン手配までのお手伝いもしております。リノベーションにかかわることはリノベ情報館にお任せください!