住まいを購入するということ。それは「未来を買う」ことであるとも言うことができます。将来設計をどのようにしたいのか?
家族構成やライフスタイルの変化に応じて必要な広さや間取り、立地条件なども変化していきます。せっかくのお住まい購入です。長く快適に暮らしていくためにこうした変化に柔軟に対応できる物件を見定めることが大切です。
将来の家族構成の変化、子どもの成長を考えたとき、それに対応できる広さがあることが重要となってきます。将来的に個室をつくることができる広さ、家財道具も年々増えていくので収納スペースも十分に確保しておく必要があります。
また、広さのほかにこちらの思惑で変えられないのが環境です。時代の流れや地域の事情によって環境は変化して行くことはありますが、主に公園、役所、交通機関についてはなかなか変わることはありません。将来的な計画などを含めてリサーチし、街並み、利便性を把握することも重要なポイントとなります。
快適なマンション生活を過ごすためには、管理が大切です。管理会社はしっかりしているのか?将来の大規模修繕計画の内容を記した長期修繕計画、管理規約、使用細則などもしっかり確認したほうが良いでしょう。長期修繕計画については、作成していない物件も多数ございますが、管理会社が考える今後の管理内容、修繕内容などのビジョンがしっかりしていれば将来的にも安心できます。
このように、部屋の広さ、環境など将来的に自力で変えることのできない部分について、管理規約などを参照しどの程度まで専有部分の自由度があるのか?公共的な計画をはじめとした開示されている情報などから環境はどのように変化してゆくのか?しっかりと把握して将来を見据えた後悔しない物件探しに繋げて行きたいものです。